

USJ開業記念!? USJ付近の廃線跡の歩き方
3月31日に、ユニバーサルスタジオジャパン(以下USJ)が大阪市此花区に開業しました。プレビュー期間から多くの人が訪れており、ユニバーサルシティ駅もかなりの混雑、慌てたJR西日本は専用デザインのシャトル電車を6両編成から8連へと組み替えているようで、まあ喜ばしいことです。
さて、このUSJは、以前にも少し触れましたが、住友金属と日立造船の工場敷地をリセットする形で建設されました。当然、両工場の間を走っていた桜島線も南の安治川べりに路線変更となった経緯があります。
現在線は安治川駅のプラットホーム西端からいきなり高架となり、トラス橋でただの臨時駐車場の上を跨いでいますが、これはもともとは、路線切り替えの時に新線が貨物関係の線路の一部と交差するために設けられたもので、間もなく下の線路も付け替えられたため、今ではほとんど意味のない橋梁となっています。
安治川駅の駅前から住友金属工業の工場の縁を走る道路が、ほぼ旧線のラインとなります。以前の道路は工場の塀に沿ってジグザクに走っていたものが、線路敷がなくなったことにより、直線化されています。余談ですが、真新しい交番のあたりで工場の塀が少し北側に後退していますが、このあたりから住金工場への引込線が進入していました。
現在の道路がUSJに突き当たる交差点のあたりが、北港運河第一橋梁という可動橋があったところで、交差点を左右に走る道路がほぼ運河跡になります。よって、旧桜島駅は完全にパークの中で、当然痕跡のカケラもありませんが、USJの西端の道路の西側に、食堂があったり新設駅をつくれという垂れ幕があったりする一角があります。これが旧駅からさらに西に延びていた専用線に並行して進んだあたりになります。
さて、安治川口の駅前に新大阪郵便局というかなり大規模の郵便局があります。これは、蒸気機関車の名門製造所として名を馳せた大阪汽車会社〜汽車製造大阪製作所〜川崎重工業の工場跡です。そして、この敷地の北東端を安治川口から大阪ガスの工場方面へ向かう、長さが3キロほどあった専用線が延びていました。この敷地は駐車場などとして今でもかなり辿ることができます。
これ以上書いてもきりがありませんのでこのあたりで打ち止めにしますが、安治川口と桜島からは多くの専用線が延びていました。USJに行かれるときにちょっとこんな知識があると、途中の道中が楽しくなるかもしれません。