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| 愛津〜水晶観音間の線路跡の道に残る橋台 |

開業〜廃止までの経緯等についてはJTBの鉄道廃線跡を歩く(以下JTBと略)にも載っているので省略する。
起点愛野駅には御影石でできた駅名標の形をした記念碑が立っている。しかし島鉄と分岐した後、次の愛津駅までの間はJTBの記事のように耕地整理のため駅跡の碑しか痕跡が残っていない。しかし国道251号と合流する手前1KM位から廃線跡は指定車両以外通行不可の道路となって残っており途中2ケ所の小川には桁はコンクリート化されているものの橋台が石積のまま残っている。
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| 浜駅跡。水晶観音方面を望む |
国道251号と合流したところに水晶観音駅跡の碑があるのだが、国道に飲み込まれたようで痕跡はない。その先ラブホテルの看板から右に斜めに分かれる道があり、そのまま海に向かって走って行くと海岸に出る。その防波堤の横に濱駅跡の碑があるのだが、この道も途中で折れ曲がっており廃線跡そのままではないようだ。
濱〜千々石は海岸沿いを走っていた廃線跡がそのままコンクリートの道路になって残っている。橘湾が真横に見えて眺めは良いものの廃線跡としての風情はない。千々石の集落に入ったところで廃線跡の道は再び国道251号と合流し、千々石のバス停に駅跡の碑が建っている。ここはかつて温泉鉄道と小浜鉄道との境界だった駅である。そのためか駅跡の碑も他の駅よりも立派で、プラットホームの写真を焼き付けたタイルのようなモニュメントがある。
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| 上千々石〜木津の浜間に残るトンネル |
千々石を出ると川を渡るのだが、国道が拡幅されているため橋台は残っていなかった。しかしよく見ると川の中にピアの根っこと思われる残骸が残っている。親和銀行の看板からから廃線跡の道は国道から右に分かれるが、そこに上千々石駅跡があり、一部民家の土台となった低いプラットホームが残っている。ここからは海沿いをカーブした築堤とトンネルでクリアしていた区間となり雰囲気も出てくる。次の木津の浜駅との間には重厚な石積のポータルのトンネルが2つある。内一つは中がカーブしているため見通しが悪くまたバスも運行されているので注意が必要である。
木津の浜駅にもホームが残っている。木津の浜と次の富津駅との間も同じようなカーブの連続でここにもトンネルが1つある。富津駅は何も痕跡がないがその先で道をまたいでいる橋には石積の橋台が残っている。富津の次はもう終着駅の肥前小浜で、駅跡は国道251号と3度合流する手前の消防団の車庫の近くにある。ここはプラットホームが民家の玄関先の駐車場のようになって残っているが、すぐ近くに建っている塀との間隔が狭く注意しないと見落とすかもしれない。
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| 木津の浜駅のホーム跡 |
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| 富津〜肥前小浜間に残る橋台 |
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戦前に廃止された鉄道にもかかわらず比較的跡が残っており、全駅跡に記念碑が建っていて地元の鉄道に対する愛着がうかがわれた。