LAディズニーランドにて馬鉄を偲ぶ




     私事で恐縮ですが、このほどようやく夏休み(!)をとり、家族サービスでロサンゼルスに行って参りました。本家ディズニーランドにも行ったのですが、Main Street USAという通りにはレールも敷いてあって、時々馬が車両を牽いた馬車鉄道、いわゆる馬鉄が走っています。家族がこれに乗るというので、私は乗らずにビデオ撮影のために併走しました。

     最初は、馬車に追いつくためには小走りでもしなければならないのかなあと少々不安でしたが、早足で充分追いつけるスピードでした。その昔鉄道初期や、北海道の開拓期によく見られた馬鉄も、これとそう変わらないスピードで走っていたのだろうなあ、でもこんなスピードでも道路交通が未発達のところでは充分交通機関としての役割を果たせていたのだろうなあなんて、前から後ろから家族を撮影しながら、思いをはせておりました。

     一方、ロサンゼルス近郊のあの有名な高級住宅地、ビバリーヒルズのSanta Monica Blvd. 沿いには、かなりの長さにわたって何かあやしげな空間があるではありませんか。実際Templeの前には踏切跡と思われるレールが埋まっており、鉄道の廃線跡でありました。

     でも、どうもいつもと違って心躍る感じ(?)がない。何でだろうと考えると、私はその鉄道が持っていた社会的意義や背景にある諸事情を含めて廃線跡に惹かれるわけで、直接背景を感じられない外国の廃線跡にはどうも思い入れをすることができないのです。このHPの冒頭に書いているように、やはりこの趣味は日本的なものなのだと、勝手に納得してしまいました。






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