
春は廃線跡探訪の季節!!
日に日に暖かくなってきましたね。なんと言っても春は廃線跡の探訪には最高の季節です。
というのは、写真を撮るには綺麗ではないかもしれないものの、雑草が枯れているために夏や秋には隠れてしまう鉄橋跡の橋台や小さな遺物がよく見えるからです。
それに沿線に桜があると最高。桜がらみでこのHPで取りあげているもののなかでおすすめと言えば、和歌山県の野上電気鉄道の廃線跡です。ここはほとんどの駅跡に桜の古木が残り、満開時には「絵」になります。福知山線旧線の武田尾付近の笹部の谷も故笹部氏の遺した山桜がありますが、残念ながら近年荒廃しつつあります。笹部氏はいわゆる「ソメイヨシノ」に代表されるハデハデな桜を非常に嫌い、山中にひっそりと咲く山桜を好んだ人なので、笹部の谷にあるのはすべて山桜です。しかし、品種改良で病気に強くなっているソメイなどとは違って、山桜は大半がデリケートな木であるため、笹部氏の死後、有志が手入れをしているもののずいぶんと減ってしまいました。それでも貴重な品種が今なお生き続けています。蛇足ながら阪急神戸線岡本駅の北西に岡本南公園がありますが、この公園は神戸市に寄付された笹部氏の旧宅跡を拡張してできたもので、笹部氏がつくったササベザクラをはじめとする山桜が元気に花を咲かせています。
話はだいぶ横道にそれましたが、廃線跡歩きに最適の季節、今度の休日にはあなたも近くの廃線跡を歩いてみませんか?
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