

好調!美幸線跡のトロッコ王国
その昔、日本一の赤字線だったことを逆手にとって、美深町長が新宿で切符を売り歩いたという北海道の美幸線(美深〜仁宇布)は、昭和60年に廃止されてすでに15年が経過しました。この廃線跡の仁宇布方5キロほどの区間は、地元住民有志によって寸断されていたレールが復活され、一昨年からトロッコ(原動機付き軌道自転車)乗車することができるようになっています。
この「トロッコ王国」、初年度は980人、昨年は1400人の利用があり、今年は2000人を越える勢いだそうで、大変好調なようです。全国各地に存在する鉄道廃線跡は有効利用されているものは少ないですが、こういう方向で活かされているのは大変有意義なことで、運営されている地元住民の方に敬意を表します。
今年は4月29日〜10月29日の土・日・祝日の運行ですが、7月15日〜8月31日の間は毎日乗車できます(1人500円)。近くをお通りの際は寄られると楽しいと思います。
という私も、実はこの5月にこの付近を通ったのですが、1人旅だったもので、さすがにトロッコにひとりで乗車するのも暗いので諦めました。そのかわりというわけでもないのですが、仁宇布以遠の未成線区間(仁宇布〜歌登〜枝幸)を散見しました。無人地帯の中に、線形の良い驚くほど立派な路盤が完成しており、一部バラストらしきものも敷設されているほどでした。道路との交差も立体交差が主のようで、いつでも開業できるような状態だったように見えました。